毎日ニュースになっている新型コロナウイルス。なぜ新型かというと、コロナウイルスという種類の中で新種の物だからです。新種で無いコロナウイルスは一般的に風邪をひいたと言う物の1~3割に相当します。つまり普通に風邪をひいたときもコロナウイルスに感染していた可能性が高いのです。風邪をひくウイルスにはいくつか種類があり、インフルエンザウイルスもその一つです。普通の風邪が放っておいても治るのは免疫がウイルスを退治するからです。インフルエンザは高熱を伴い場合によっては命の危険にさらされることがあるので、予め体内に抗体(免疫の一種です)を作っておくために予防接種を受けるのです。新型コロナウイルスに対してはほとんどの人が抗体を持っていないため感染すると治癒が難しく、体力の無い方や持病のある方が重篤化してしまうのです。これを予防するには「外からウイルスを持ち込まない」「外へ出たらウイルスが体内に入らないようにする」そのために手洗い、消毒、マスクの装着が必須となってきます。手洗い、消毒をしていない手で口や目、鼻などに触らないと言うのも大事です。このことは今回の新型コロナウイルスの件だけでは無く、インフルエンザや普通の風邪を防ぐためにも常日頃から意識して実行するようにしましょう。